Total Corbion PLA社PLA(ポリ乳酸)
温室効果ガス排出量削減効果と耐熱グレード

よくあるPLA(ポリ乳酸)のイメージは?

PLAは生分解性を有するため、以下のようなイメージを持たれているかたもいらっしゃるようです。

・PLAは、焼却せずに生分解するから環境にやさしい(生分解しないと環境へやさしくない)
・PLAは、生分解するため耐熱性が良くないので熱のかかる用途には使えない

実は、どちらも完全に正しいとは言えません。

①PLAが環境にやさしいのは、生分解するからだけではない

PLAは、製造時の温室効果ガスの排出量が石油由来のプラスチックと比べても少ないのです。そのため、製造時においても温室効果ガスの排出を抑えることができ、焼却せずに生分解することでさらに温室効果ガス排出削減に貢献することができます。

また、PLAは生産効率が良いため、他のバイオプラスチックと比較しても温室効果ガスの排出削減に有効であると言えます。

②PLAは、耐熱性が求められる用途にも使用可能

熱に弱い、フィルム用といったイメージのあるPLAですが、Total Corbion PLA社は、耐熱グレードもラインナップしています。耐熱グレードは耐熱温度が170℃以上であり、例えばホット飲料用容器にも問題なく使用することが可能です。

耐熱グレードは、以下の3グレードとなります。
 ◇L105
 ◇L130
 ◇L175
※Total Corbion PLA社ではポリ乳酸を作る前の段階として、乳酸の管理まで徹底しています。
ポリ乳酸はL体乳酸とD体乳酸から構成されていますが、比率調整の上、L対割合を高めることで結晶化が促進され、耐熱グレードを実現しています。

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